2月、寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
その積み重ねから、勉強することの楽しさやおもしろさを味わうことでしょう。
1 月の箱根駅伝で、連覇をなした青山学院大学、その監督、原監督の言葉には、子どもだけでなく、大
人にも通用する教訓がちりばめられていると思います。
特に、子育てにかかわる親御さん、生徒を指導する先生、そして部下を育成する上司、さまざまな人に
とって大切な言葉を多く語られていると思います。
その中から、一つ「成功体験から人は成長していく」
人(子ども)が、自分から進んで本気で取り組んでいくためには、
つまり「やる気を出すためには」
「やればできる。」
といった、自分に対する自信と期待が絶対必要だと思います。
それは、成功体験から生まれる自信でしょう。
そのような成功体験をいかに経験させるかが親の務めでしょう。
そのためには、できる目標を設定してあげることが大切です。
原監督曰く、「半歩先の目標設定」というものです。
大きな目標よりも、目の前の実現できる目標、それを一つ一つ積み重ねていくことで、
喜びとなり、その喜びが楽しさを生み出すのです。
例えば、普段漢字テストで、50点ぐらいの子が、いきなり
「100点めざす」
ではなく、まずは
「60点めざす。」
それをクリアすることで、次は70点、80点・・・
いつも30~40点の子が、もしも
「ぼく、今度のテスト50点めざす。」
といったとき
「50点なんて、もっと大きな目標を持ちなさい。」
ではなく、
「50点、すごい。できるよ。まずは半分○をもらおうね。」
などと声掛けをしてあげてください。
その50点がとれたとき、それが成功体験となるのです。
そして、
「よし、もっとがんばれば、もっととれるかも・・。」
「ぼくもやればできるかも・・・。」
と子どもが思ったら、そのときは自分から進んでやる気をもって取り組むようになりますよ。
さあ、今年は、大きな目標よりも目の前のできる目標をもって、そして大きな目標につないでいきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
尚次郎