○ 4 月尚次郎の子育てコラム(2025.4)
さて、今回は「子どものIQアップ術」についてお話しします。
タイトルは「ほめ上手が子どものIQをアップする」です。
子どもの能力をアップさせていくのに、絶対に大切なものが
「親からのほめことば」です。
歴史上の人物で連合艦隊長官だった山本五十六さんの言葉にも
「・・・・ほめてやらねば、人は育たじ」
という言葉がありました。
ほめ言葉は、人のやる気を引き出し、勇気と希望を与えてくれる、魔法の言葉なのです。
これは、子どもに限らず、大人どうし、例えば、友達同士、夫婦同士、恋人同士でも同じことなのです。
人間関係を向上させるとともに、相手にやる気と勇気を与えていくれるほめ言葉。
当然、子育てには絶対必要条件となってきますね。
その中でも、親のほめ言葉は、子どもの成長にとって最大の原動力となるものなのです。
どんなことも、はじめから「できる」子どもはいません。
何事も、繰り返すことで、記憶に定着し、体得していくものなのです。
繰り返しの作業を飽きさせずに、毎回、楽しみながら取り組めるようにするには、親がほめてあげるこ
とが何よりも大切なのです。
ここで、ほめるときの4か条をお教えします。
① とにかく子どもを讃えるほめ言葉のシャワーをかけてあげる
「すごーい!」
「できたねー!」
「やればできるねー!」
「さすがー!」
「大きな声でいえたねー!」
「前よりもはやくできるようになったねー!」
など、子どもを讃える様々なほめことばを、
シャワーのようにかけてあげてください。
その言葉は、子どもにとってどんなものにも代えがたい、力になります。
② 笑顔と喜ぶ姿を、ほめ言葉とセットで
ほめ言葉に合わせて、親のよろこぶ顔と姿を見るたびに、子どもの意欲は高まっていきます。
もともと子どもは、親に喜んでもらいたい、気に入られたい、ほめてもらいたいと本能的に思っている
のです。
親のほめことばと喜ぶ姿は、子どもに、自分自身への自信と、次の挑戦への勇気を与えてくれるのです。
③ ほめるときは、スキンシップでその言葉の効果は倍増する
ほめる時は、抱きしめてあげたり、ほっぺを両手でなでてあげたりするグルーミングスキンシップを加
えると、その効果は倍増します。
特に、0~6歳までの乳幼児には、この効果は絶大です。
④ ほめた証拠を残してあげる
ほめられたという記憶を残し、自信と勇気を持続させるために、ほめることと合わせて、「ほめほめシ
ール」を、カレンダーや自作の「できたよカード」などに、はっていってあげてください。
シールがなかったら、ただ「はなまる」をかいてあげるだけでもいいですよ。
その記録が、積み重ねられると、
「これだけ、がんばったんだ!」
といった達成感や満足感になっていきます。
このように、我が子にとって世界で一番のほめ上手になることが、子どものIQを伸ばし、
可能性をグーンと伸ばしてあげることにつながりますよ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
尚次郎