Vol.52 4月 尚次郎の子育てコラム

○ 4 月尚次郎の子育てコラム(2025.4)

さて、今回は「子どものIQアップ術」についてお話しします。

タイトルは「ほめ上手が子どものIQをアップする」です。

子どもの能力をアップさせていくのに、絶対に大切なものが

「親からのほめことば」です。

歴史上の人物で連合艦隊長官だった山本五十六さんの言葉にも

「・・・・ほめてやらねば、人は育たじ」

という言葉がありました。

ほめ言葉は、人のやる気を引き出し、勇気と希望を与えてくれる、魔法の言葉なのです。

これは、子どもに限らず、大人どうし、例えば、友達同士、夫婦同士、恋人同士でも同じことなのです。

人間関係を向上させるとともに、相手にやる気と勇気を与えていくれるほめ言葉。

当然、子育てには絶対必要条件となってきますね。

その中でも、親のほめ言葉は、子どもの成長にとって最大の原動力となるものなのです。

どんなことも、はじめから「できる」子どもはいません。

何事も、繰り返すことで、記憶に定着し、体得していくものなのです。

繰り返しの作業を飽きさせずに、毎回、楽しみながら取り組めるようにするには、親がほめてあげるこ

とが何よりも大切なのです。

ここで、ほめるときの4か条をお教えします。

① とにかく子どもを讃えるほめ言葉のシャワーをかけてあげる

「すごーい!」

「できたねー!」

「やればできるねー!」

「さすがー!」

「大きな声でいえたねー!」

「前よりもはやくできるようになったねー!」

など、子どもを讃える様々なほめことばを、

シャワーのようにかけてあげてください。

その言葉は、子どもにとってどんなものにも代えがたい、力になります。

② 笑顔と喜ぶ姿を、ほめ言葉とセットで

ほめ言葉に合わせて、親のよろこぶ顔と姿を見るたびに、子どもの意欲は高まっていきます。

もともと子どもは、親に喜んでもらいたい、気に入られたい、ほめてもらいたいと本能的に思っている

のです。

親のほめことばと喜ぶ姿は、子どもに、自分自身への自信と、次の挑戦への勇気を与えてくれるのです。

③ ほめるときは、スキンシップでその言葉の効果は倍増する

ほめる時は、抱きしめてあげたり、ほっぺを両手でなでてあげたりするグルーミングスキンシップを加

えると、その効果は倍増します

特に、0~6歳までの乳幼児には、この効果は絶大です。

④ ほめた証拠を残してあげる

ほめられたという記憶を残し、自信と勇気を持続させるために、ほめることと合わせて、「ほめほめシ

ール」を、カレンダーや自作の「できたよカード」などに、はっていってあげてください。

シールがなかったら、ただ「はなまる」をかいてあげるだけでもいいですよ。

その記録が、積み重ねられると、

「これだけ、がんばったんだ!」

といった達成感や満足感になっていきます。

このように、我が子にとって世界で一番のほめ上手になることが、子どものIQを伸ばし、

可能性をグーンと伸ばしてあげることにつながりますよ!

最後までお読みいただきありがとうございました。

尚次郎

Vol.52 4月 尚次郎の子育てコラム