VOl.38 2月 尚次郎の子育てコラム「ドーパミンの具体的な出し方」

2月「ドーパミンの具体的な出し方」
前回はドーパミンについてお話ししました。
脳内のドーパミンを出して、その前の活動や学習を強化していく。それが能力につながっていくのだと
いうことでした。
今回は、学習において、そのドーパミンの具体的な出し方をお話ししたいと思います。
まさにドーパミン出現テクニック。
まず1つ目は、先週も触れたように「ほめる」
この「ほめる」は大抵の方が「それはそうでしょう。」というでしょう。
なんとなくみなさんが「そうだろう。」と思うことです。でも「ほめる」って意外と難しいですよ。
それも効果的に「ほめる」となると・・・。
そこで、今日はドーパミンを出すほめ方のテクニックをお話しします。
①最も大切なのはタイミング
例えば・・・。現在は9月ですね。2学期も1か月がたとうとしているこの時期に
「そういえば、1学期の終わりの授業参観。あなた手を挙げていいこといっていたわね。お母さん感心
したわよ。」といったとします。
内容はほめ言葉なのですが、これでは全くダメ。
「ほめる」ってタイミングが重要なのです。
この場合、いつが最適かというと、やっぱり「今」
授業参観が終わった直後、帰りの支度をするわが子に、
「よく手を挙げて発表したね。しかも内容もグー」
子どもは常に未来を見て生きるものです。どれだけほめられても時間が経てば過去の話。
「ふーん今ごろ」なんて冷めてしまいます。そして、もう一つここで大切なことは次
②新しくチャレンジしたこと、普段やらないことについて「ほめる」
この場合、普段あまり手を挙げて発表したことがない子なら、効果は抜群です。
「そう、今の発表よ。」「それ、今のだよ。」
これはぜひ、日ごろから接している先生に言ってほしいですね。
意外と先生は、「みんな平等に」なんてことで、一人一人の個性を見て「ほめる」ということに疎い人
もいるようです。
日ごろの子どもの様子や態度から、
「おっ、ここはがんばったな。」
と思ったことについて
「それだよ。さすが。」とほめてあげることです。
だからみなさんのお子さんが普段、しないようなお手伝いや、自分から進んで宿題をし始めたなどとい
うときは、ぜひ「うわー、できるようになったね。」「すごい。」
とほめてあげてください。
しかし、そのためには、次の3つ目が大切なってきます。
③いつも相手(子ども)のことをよく見てあげる
「よく見る」ということを勘違いして、マイナスばかり見てしまう方も多いのでは・・。マイナスは、
特に他人の迷惑になったり、命や身体にかかわらないときは、そっと見守る(見過ごす)ことも大切で
す。ここでいうのは、子どものプラスもマイナスもよく見てあげるってことです。
例えば、ちょっと子育てからは外れますが・・・。
世の中のご主人、奥様のことをよく見てますか?
食卓で、奥様が髪の毛をいじりながら
「ねえー私どっか変わったとこ、ない?」と言われたら
「あっ、髪の毛切ったんだ。とっても似合っているよ。」
なんて言ってももう遅いのです。
女性は、男性が自分のことをいつも見ててくれるということに愛情を感じます。
この場合は、「見てくれていない」ということになるのです。
だから、相手(子ども)のことをよく見て、いいチャレンジや変化があったらすぐさまほめることです。
それもさりげなく「アッ、髪の毛切ったんだね。似合ってるよ。」
その一言だけで、家庭生活は円満にいきます。なぜなら奥様のドーパミンはどっとあふれますから。
そして、もっときれいになろうと努力するものです。
これは、子どもでもいっしょ。
子どもがたまたまお皿をふいている。そんなとき即座に
「あらっ、素敵ね。」「うれしいわー。」「おやつあげるね。」などと必死になってほめてください。
そうすれば、子どもの脳でドーパミンが出て強化される。
「そうか」といった感じで、またお皿洗いしますから。
これは、夫婦でも、恋人同士でも同じことがいえます。
そうすることで、相手の脳(心)はだんだん変わっていきますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
尚次郎

VOl.38 2月 尚次郎の子育てコラム「ドーパミンの具体的な出し方」