12月1日 尚次郎の子育てコラム
今回は「子どもたちの心を変えるものは・・?」という題でお話ししたいと思います。
これはF市にあるK小学校においてのA先生の取り組みの事実です。
そのK小学校のあるクラスでは、不登校児童や授業妨害児童が相次ぎ、かなり荒れていたそうです。
一般的に言う「学級崩壊」といった感じです。
しかしその先生は、あること(力)を大切にして子どもたちの心を変えていったそうです。
それは「言葉の力」です。
徹底的にネガティブな言葉や、人を傷つける言葉を失くすとともに、何事も「ポジティブな言葉」に変えていったのです。
それは、訓練によって備わっていくものです。
そのクラスでまず行われたのは、どんな言葉がポジティブで、どんな言葉がネガティブかを分けることでした。そして、それを紙に書いていつも眼につくところに貼っていました。
次に行ったのが「ほめ言葉のシャワー」でした。
毎朝、ある一人の児童を前に立たせ、一人10秒、30人なら5分間、その子のよいところやすごいと思うところを全員が言っていったのです。
その中には、「○○さんありがとう」といった感謝の言葉もありました。担任さえ気づかなかったその子のよさがどんどん出てくるようになったそうです。
では、ほめられた子どもはどんな気持ちでしょうか?
人は認められたりほめられたりするとうれしいものです。
きっとみんな照れながらも笑顔になったのではないでしょうか?
これまで、人を傷つけ、人をののしり、罵声が飛び交っていた教室が、温かいさわやかな言葉で
いっぱいになったのです。
そして、教室を流れる気がどんどん変わっていきました。
すると、子どもたちはお互いを認め、お互いを許しあうようになり、次第にクラスは落ち着いてきました。それだけではなく、学力さえもアップしていったのです。
子どもの能力をみるものの一つにIQやEQといったものがあります。能力遺伝子検査でも動作性IQにかかわる遺伝子について、その子の特性を見ていくものがあります。特に動作性IQなどは遺伝的なものが大きいといわれます。
しかしこのIQやEQは、後天的に高めることができるのです。
それは「言葉の力」そのなかでも「ポジティブな言葉」によって高めていくことができるのです。
ご家庭では、どんな言葉を使っていますか?
「だめ」「バカ」「なんで頭悪いの」「どうしてできないの」「どうせだめよ」「なにこの点数は」
なんてネガティブな言葉を使っているとしたら少し立ち止まってみて下さい。
そして、ぐっと飲み込んでできるだけネガティブな言葉を発しないこと。
逆に
「できるよ」「さすが」「すてき」「うれしい」「大丈夫」「楽しい」そして「ありがとう」
こんなポジティブな言葉をどんどん発してみて下さい。そして低学年ほど多少オーバーにほめてあげてください。
きっとその言葉が子どもの自信になり、ひいては自尊感情の基礎になっていきます。
「ぼくもわたしもやればできる。」
そんな自信は、その子の将来を変えることは間違いないでしょう。
そしてお子様だけでなく、そのような言葉を発した親である皆さんの心も軽くなっていくことでしょう。
子どもの心をかえ、学校がそして家庭が楽しい場所になるかならないかは「言葉次第」
「言魂」を大切にしていってはいかがでしょうか!
最後までお読みいただきありがとうございました。
尚次郎