○ 4月17日 尚次郎の子育てコラム
今回は「人は人と関わることで成長していく。」というお話をしたいと思います。
子どもたちもですが、我々大人も人間関係に悩むことは多いことと思います。
それは、まだまだ学ぶことがあるということですね。
そう考えると、「一生が学びの連続」という言葉も納得します。
子どもは、人格形成していく発展途上にあります。
子どもは「自分」と「他人」との関係の中で成長していきます。
だから「自分という人」と「他人という人」の間を学んでいくことで「人間」として成長していくのです。
この他人というのは、友達や知人ばかりでなく、学校の先生や兄弟、そして親など、自分以外のすべての人なのです。
だから、実は親自身も、子ども(人)との関係で、悩んだり、考えたりしていくことを通して成長してくのでしょうね。
ただ、今、人間的になかなか成長していない大人が増えているともいわれます。
特に、17歳、18歳という、昔でいえば成人と言われる年齢になっても、人間関係についてうまくやっていけなく、学校でいうと不登校になったり、反社会的な行動に走ったりすることが多いといわれています。
これは、10歳までの親のあり方が関係しているという見方もあります。
つまり、子どもは「他人」という「人」との関係で、うれしい思いだけでなく、辛い思いや悲しい思い、悔しい思いなどを実際に体験しながら、人と人の間を学んでいくのに、子どもの前に親が立ちはだかって、いつもガードしてしまっているということです。
そうすると、子どもは実際には親以外の他人と対峙していませんので、人間関係を学ぶ機会がなく、人間として成長していくことが難しくなるのですね。
では、親はどのような存在であらねばならないか。
ぜひ、子どもの前に立つのではなく、子どもの後ろにたって支える存在になってほしいのです。
そして、子どもがつらい思いをしたり、悩んだりしたときは、
「大丈夫。(お母さん)はいつもあなたの味方だよ。今、辛い思いをしていることは、きっとあなたの成長に大切なことだよ。」
とプラス志向で励ましてほしいのです。
そして、相手を責めるのではなく、自分はどうだったか、ここから自分は何を学べばいいかを一緒に考えてほしいのです。
子どもにつらい思いをさせてくないということで、決して子どもと他人との間に立たないでくださいね。
最初に言いましたように、人は人と対峙して、人間関係を学んでいくのですから。
それは親も同じです。子どものことで悩んだときは、「このことから私は何を学べるのだろうか。」「わが子に対して、自分がこれでよかったのか。」
と自分自身を客観視して自省してみてください。
きっと、最良の手立てが思い浮かぶと思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
尚次郎
今回は「人は人と関わることで成長していく。」というお話をしたいと思います。
子どもたちもですが、我々大人も人間関係に悩むことは多いことと思います。
それは、まだまだ学ぶことがあるということですね。
そう考えると、「一生が学びの連続」という言葉も納得します。
子どもは、人格形成していく発展途上にあります。
子どもは「自分」と「他人」との関係の中で成長していきます。
だから「自分という人」と「他人という人」の間を学んでいくことで「人間」として成長していくのです。
この他人というのは、友達や知人ばかりでなく、学校の先生や兄弟、そして親など、自分以外のすべての人なのです。
だから、実は親自身も、子ども(人)との関係で、悩んだり、考えたりしていくことを通して成長してくのでしょうね。
ただ、今、人間的になかなか成長していない大人が増えているともいわれます。
特に、17歳、18歳という、昔でいえば成人と言われる年齢になっても、人間関係についてうまくやっていけなく、学校でいうと不登校になったり、反社会的な行動に走ったりすることが多いといわれています。
これは、10歳までの親のあり方が関係しているという見方もあります。
つまり、子どもは「他人」という「人」との関係で、うれしい思いだけでなく、辛い思いや悲しい思い、悔しい思いなどを実際に体験しながら、人と人の間を学んでいくのに、子どもの前に親が立ちはだかって、いつもガードしてしまっているということです。
そうすると、子どもは実際には親以外の他人と対峙していませんので、人間関係を学ぶ機会がなく、人間として成長していくことが難しくなるのですね。
では、親はどのような存在であらねばならないか。
ぜひ、子どもの前に立つのではなく、子どもの後ろにたって支える存在になってほしいのです。
そして、子どもがつらい思いをしたり、悩んだりしたときは、
「大丈夫。(お母さん)はいつもあなたの味方だよ。今、辛い思いをしていることは、きっとあなたの成長に大切なことだよ。」
とプラス志向で励ましてほしいのです。
そして、相手を責めるのではなく、自分はどうだったか、ここから自分は何を学べばいいかを一緒に考えてほしいのです。
子どもにつらい思いをさせてくないということで、決して子どもと他人との間に立たないでくださいね。
最初に言いましたように、人は人と対峙して、人間関係を学んでいくのですから。
それは親も同じです。子どものことで悩んだときは、「このことから私は何を学べるのだろうか。」「わが子に対して、自分がこれでよかったのか。」
と自分自身を客観視して自省してみてください。
きっと、最良の手立てが思い浮かぶと思いますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
尚次郎